「か」から始まる金融関係用語集

カードローン

「ローンカード」ともいわれ、銀行等の金融機関、消費者金融会社、クレジットカード会社などが取扱うカードにより借入れが行える、資金使途が自由なローンをいいます。
通常、申込み時に利用限度額が設定され、その範囲内であればいつでもATM(現金自動預払機)などから自由に借入れが行えます。カードローンは一般には無担保で取扱われることがほとんどになります。

介護ローン

介護ローンは、「福祉ローン」とも呼ばれ、介護に関わる費用に幅広く対応したローンのことをいいます。

回収規制

回収規制は、債権者が債務者に対して、債務返済を求める場合の手段を規制することをいいます。
これは、「貸金業法(取立て行為の規制)」や「債権管理回収業に関する特別措置法(業務に関する規制)」などで具体的に定められており、悪質かつ過激な回収行為(取立て行為)を禁止しています。

確定申告書

確定申告書とは、確定申告を行うための、所定の書類のことをいいます。確定申告とは、一年間の所得額を申告して納税の手続きをすることです。確定申告書は国税庁のホームページや、税務署や各市区町村の窓口などで入手できます。

貸金業規制法

貸金業規制法とは、貸金業法ともいい、消費者金融会社や、クレジットカード会社などの貸金業が商売として貸し付ける場合について取り決めた法律のことをいいます。
1983年に施行され、その骨子は、主に過剰貸付の禁止、開業規制としての登録制、契約書面や受取証書の交付義務、取立行為の規制、債権証書返還義務、債権譲渡などに対する規制、監督方法としての立入検査、違反者への業務停止・登録取消しなどの行政処分や一定の刑罰の規定などです。

瑕疵担保責任

瑕疵担保責任とは、売買の目的物に隠れた瑕疵(欠陥)がある場合に、売主が買主に対して負う担保責任のことをいいます。
一般に、買主は売主に対して契約の解除または損害賠償の請求をすることができますが、この解除または請求は買主が事実を知った時から1年以内にしなければなりません。

割賦支払い

割賦支払とは、売買代金等を月賦などの形で、何回かに分けて支払うことをいいます。
専門的には、割賦とは「購入者が代金を2ケ月以上の期間に渡り、3回以上に分割して支払うこと」と割賦・販売法に規定されています。

過払い

過払いとは、業者に対して本来支払うべき金額以上のお金を返済することをいいます。
この余分に支払ったお金のことを過払い金といい、過払い金が発生した場合は、返還請求を行うことができます。

カード破産

カード破産とは、カードローンによる破産のことをいいます。

元金

元金とは、クレジット利用時の利用額のことをいいます。消費者信用における債権は、通常、元金と利息部分から成ります。

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